2.1電磁リフレクソロジーと磁気治療(エネルギー治療)の知識

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25. 磁場(磁気)の影響で神経などの細胞では、微弱な生体電流が発生し、大脳の視床下部や脳幹に作用して副交感神経優位の状態になりストレスを解除してリラックスする。また感覚は鋭くなるが痛みは減少する。新陳代謝を促して疲労や怪我からの回復を促す。


 磁場(磁気)の電磁力学的効果は、ニューロンや神経繊維、中枢神経系、末梢神経系、平滑筋細胞や横紋筋細胞など電気的な活動が行われる細胞や組織で起こります。
 磁気の影響のもとで神経筋肉細胞膜は、可逆的に脱分極化再分極化を繰り返し微弱な生体電流を生じ、生体磁気の発生源として機能するようになり十分な生体磁気を得られるようになります。(これをポンデロモトリック効果と言います)。
 同時に膜の浸透性が変化し細胞膜に付着した酵素が生化学反応の動向と進行速度を変化させます。多くの場合、働きを促進します。

 大脳皮質大脳皮質下部(視床下部、視床)あるいは脳幹において神経細胞の活動に明確な変化が生じ

(1)主に抑制効果の形成、
(2)脳幹網様体のニューロンの活動抑制(網様体の興奮は、高血圧の原因であると考えられるようになってきています)、
(3)中枢神経系のアドレナリン作動性活動の抑制、
(4)視床下部副交感神経の刺激

などの変化がはっきりと現れます。これらが、痛みを沈め高血圧を抑制したりストレスを解除してリラックスリラクゼーションを促進する根拠の一つです。

 末梢神経
における磁気治療の作用は、さまざまな各種知覚組織表面の受容器(特に痛覚の受容器)の感受性を高め脳への神経経路を往復するパルスが加速され敏感になります。磁気を使うと感覚や味覚などの五感が磨かれる理由です。
しかし反応する神経終末の数は減るので痛み自体は緩和されます。感覚は磨かれるのに痛み自体は緩和してくれるのです。これは調理師など調理に携わったりソムリエのように嗅覚等の感覚器を使う仕事の人にとっては朗報でしょう。


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