2.1電磁リフレクソロジーと磁気治療(エネルギー治療)の知識

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38. 末梢血管への影響---血流を上げ、組織に酸素と栄養を供給して老廃物を除き、肩こり・腰痛などの痛みとこりを解消、組織の栄養不足も解消!(血管拡張、微小循環)


 末梢血管網磁気が作用すると、筋型動脈や細動脈の拡張がおこり、機能を果たしていなかった血管の側枝前毛細血管の括約筋は、微小循環により栄養と酸素を供給されて再活性化し、静脈や細静脈も拡張します。その結果、血管の容量が非常に多くなり細胞外組織液の量が減少します。この現象は、磁気がもつ血管平滑筋に対する筋栄養効果と言われます。この効果のため、磁気は腰痛肩こりなどのこりと痛みに効果を発揮します。但し、明確な効果を得るにはパルス磁気などの強い磁気を用いるか生体が反応するように質的に改善された磁気でなくてはなりません。
 この場合は、血管内に電磁誘導が生じ、極性を持った血液中の赤血球、白血球、血小板に磁力線が作用し向きが揃うことで層流が揃い血液の流れに乱れが無くなります。血液の流動性が改善され、血液中のヘパリン含有率とプラスミン効果(フィブリンを溶解する酵素の活発化)を増加させ、血小板凝集力の低下をもたらします。この一連の変化は局所の血流や組織の栄養効果・酸素供給・老廃物除去の条件を改善します。

 末梢血管局所の血流に対する磁気の好影響は様々な病気(特に局部血管障害に関連する病気)に対する治療手段となります。(肩こりや腰痛などのこりや痛み、四肢の循環障害(アテローム性動脈硬化症や血栓性血管炎)、レイノー症候群、血栓性静脈炎、慢性静脈不全、脳内血液循環の異常による動脈硬化など)。


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