2.5 サプリメントの知識

腰痛、肩こり、ストレス、セルライト、マイナスイオン、サプリメント、浄水器、ディスポーザー、顎関節症

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110. 糖尿病・低血糖症

 糖尿病の怖いところは、はっきりとした自覚症状が出にくいことです。そのためこれといった対策を採らず、自覚症状がはっきりするころには合併症を引き起こすなど手遅れになることが多いといいます。
 2003年の日本の厚生労働省発表によると、予備軍を含めると日本人の6.3人に1人は糖尿病でこの5年間で250万人増加したといいます。しかもこれらのうち症状が強く疑われる人の40%は治療を受けていないといいます。またいったん糖尿病治療を始めた人でも10%は中断してしまうようです。
 成人の糖尿病は、ほとんどが後天性のインスリン非依存型(U型)のタイプで、原因はすい臓で作られるインシュリンが血中に分泌されても糖を取り込む細胞膜表面の受容体が反応しなくなり(インスリン抵抗性)血糖値が上がるというものです。
 原因ははっきりしていませんが、血糖値が高い状態が続くと体をコントロールしている脳の視床下部に影響してすい臓を過剰に刺激しインシュリンが必要以上に出て低血糖を起こします。これを繰り返すと次第にインシュリン抵抗性が表れると考えられています。甘いものなど短時間に急激に血糖値を高めるものを摂り続けることが危険だとわかります。糖尿病になりやすい傾向は、40%の確率で遺伝するといわれています。(ちなみにインシュリンが多量に出ると免疫を低下させます。すなわち甘いものは免疫を低下させるのです)
 血糖値が上がると抗酸化酵素のSODが減り活性酸素が多量に発生して正常な細胞を酸化していくため、血管や神経・脳、全ての臓器、コラーゲン層を破壊していきます。特に心臓病を併発する危険性は通常の3倍にも跳ね上がるといいます。また糖尿病になりやすい人は、水虫などの皮膚の感染症や傷の直りが遅いなどの傾向があるようです。
 下記に上げる栄養のうち、糖尿病に最重要なのはクロム(ピコリネート)です。これは、ナイアシンとともに働いて細胞膜の受容体のインシュリン感度をあげることがはっきりわかっています。特にクロムは細胞膜を通過するためにピコリン酸でキレートしたピコリネートクロム(ピコリン酸クロム)を取る必要があります。次はアルファリポ酸です。これは、抗酸化物の王様ですが、糖尿病には特に重要でドイツでは古くから病院の治療で使われています。
これらの他に、亜鉛、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、特にビタミンB6、CoQ10などが重要です。
 また糖尿病の方専用のサプリメント(ディアベティックサポート)も米国のサプリメントにはあります。

マルチビタミン(タイムリリース錠)とキレートされたマルチミネラル 
ビタミンB群                  糖代謝に必須
ビタミンB6                   血糖値を安定させる
ビタミンC(タイムリリース)          過剰なインシュリンは悪性のエイコサノイドを増加させ、また免疫力を奪いますが、ビタミンCは良性のエイコサノイドを増やし、更に白血球を活性化して免疫力を上げます。
ビタミンE(ドライフォーム)          血管や心臓の合併症を防ぐために必要
・カルシウム(キレート済み)
・マグネシウム(キレート済み)
        合併症予防に重要
亜鉛(キレート済み)             インスリンを構成する原料、細胞膜のインスリン感度を上げる、ビタミンB6、マグネシウムと協調して働く
クロム(キレート済み)             インスリン感度を上げる、最重要のミネラル
マンガン(キレート済み)           抗酸化酵素SODの成分、糖代謝に必須で糖尿病の人は不足していることが非常に多い
・バナジウム(キレート済み)         血糖値の安定化に必要、魚に多く含まれる(参考
ビオチン                     15,000mcgなど高単位、医師の指導の下で、糖尿病による四肢の神経症を鎮める
アルファリポ酸                 血糖値を低下させインスリン抵抗を減らし糖を細胞が取り込みやすくする。抗酸化ネットワークの要で酸化されたビタミンC、Eをもとに戻す。アルファリポ酸は、抗酸化補酵素のCoQ10や抗酸化酵素グルタチオン・ペルオキシターゼを助ける。白内障、神経障害を予防、蓄積した銅を取り除く
コエンザイムQ10                     血糖値を下げる
ケルセチン                   がん効果があるバイオフラボノイドとして有名ですが、糖尿病にも効果的です。抗酸化力のあるバイオフラボノイドで、すい臓のランゲルハンス島ベータ細胞を刺激してインスリン分泌を促す
食物繊維                    腹持ちをよくし炭水化物(糖)の急激な吸収を押さえる

*糖尿病の治療にサプリメントを使うときは、血糖値の低下に合わせて薬の量を調節する必要があります。必ず栄養学の知識のある医師に相談してください。薬の効果が過剰になり低血糖を起こす可能性があります。

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