番外編-日本仕様の正規品ディスポーザーとは?古いディスポーザーとは?
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日本仕様の正規品ディスポーザーを見分けるにはどうする?


日本用ディスポーザー底部




 アナハイムマニュファクチャリング(AMC)社の日本用正規品は、写真の通り底部が1段出ています。これは日本の電気安全法の規格にあわせるためにコンデンサーを収納しているためです。底部が出ていないディスポーザーは、メーカー保証のない平行輸入物です。

 米国の家庭用ディスポーザーの大手生産メーカーは、AMCとISEの2社でほとんどのシェアを占めています。
 紛らわしい事例として、アナハイム・マーケティング・インターナショナルという米国アナハイム市のほとんど同じ住所にある会社がありますが、製造メーカーのアナハイムマニュファクチャリング社(AMC)はまったく関係のない会社です。かつてはAMCの製品を海外向けに扱っていたようです。
 AMCの日本用ディスポーザーは、内部の金属はすべてステンレス製で耐久性が高く、取り付け方式にイージーマウント方式を採用しているため素人が特別な器具なしで取り付けができます。また永久磁石を利用したマグネットモーターを採用しているため軽量で高トルクのディスポーザーです。
 アナハイムマニュファクチャリング(AMC)社の保有するブランドで日本向けの正規品は、SINKMASTER(シンクマスター)ブランドと近々アナハイム社中国工場から生産が始まるWasteKing(ウエストキング)ブランドの2つです。(OEM(他社ブランド)の正規品としてはGE(ゼネラルエレクトリック)、ホワイトウエスティングハウス、ケルビネーターの正規品がありますが最近ではSINKMASTER(シンクマスター)、WasteKing(ウエストキング)、GEが日本用正規品としてはほとんどを占めます)。
 インターネット上ではさまざまな製品が、名前をかえイメージをかえ並んでいます。正規品でないものや古い製品、ブランドを変えたりや色を塗り替えたりして高い値段をつけた製品など様々です。



古いディスポーザーの場合
 安価に販売されているディスポーザーの中には、製造後国内で在庫となって何年も経過した製品や中には10数年経過した製品が混じっています。米国メーカーの製品は総じて頑丈ですが、保管の方法(たとえば湿度の管理)によってはモーターに腐食が広がり火災などの問題を起こす可能性もあります。また当然ですが、米国メーカーの保証も切れています。大手の国内の販売会社なら国内の会社が保証をするでしょうが、中小の企業だと対応できない場合が多々あります。大抵は中小企業が扱っていますのでメーカーの保証と製造年月は確認することが大切です。弊社の場合ですと格安の製造後1−2年を経過した「訳あり商品」(この場合も2年間弊社が製品保証します)以外は、メーカー保証付の製造後6ヶ月内の製品をお届けします。