顎関節症・歯の噛み合わせの狂いによるストレス、肩こり

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2.8歯の噛み合わせや歯列矯正、顎関節症などのちょっとした知識

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顎関節症噛み合わせの狂いが起こったら

 本格屋では、噛み合わせの狂いや顎関節症については多くの方に商品を提供してきたので一定の見識を持っていると自負しています。これらの顎関節症噛み合わせの不良から発生する主な症状は、

@歯と顎から発生する、余計な神経の持続的な興奮による自律神経ホルモンバランスの失調、

A歯と顎から発生する、余計な神経の持続的な興奮による顎や顔・頭の筋肉の硬直とその反射刺激の波及よる全身の筋肉の硬直血液やリンパの滞留

Bこれらが重なっておきる頭部や首を中心とした身体的な辛さと不安定な精神状態です。


 思春期以降の歯列矯正で体調を崩している方も同じ症状(顎関節症)がでます。そしてこれらの患部はプラス電位に傾いています。
 これらの症状の当面の対策として私たちが推薦できる方法は、
「最上位の電磁系である経絡系に働きかけてマイナス電位を誘導し(これをポンデロモトリック効果といいます)、大脳皮質、視床下部、脳幹に働きかけて、歯や顎からの過剰な神経刺激を持続的に解除し続ける
と言う方法です。これは、即効性があり繰り返し行なうことで持続性を持ちます。
 この効果をもたらす製品は、電磁リフレクソロジーという分野の製品でバイオコレクターMK37.2LUXが代表的な製品です。身につけているだけで身体有効点(BAP)や経絡(電磁的な通り道)、神経に働きかけて、辛い症状を緩和して精神的にも安定する助けをしてくれます。
 激しい症状の場合は、ポイントブロック注射やリリカなどの三叉神経抑制剤が必要なこともあります。ペインクリニックに相談ください。  

噛み合わせが狂い顎関節症に

近づくと頭蓋骨や顔の骨なども変形させ脳圧を上げて頭が張りぼーとして重く集中力が無くなったり考えることさえできなくなったりします。また顎、顔面、頭部は交感神経や副交感神経の自律神経が集中して走っており、特に三叉神経と呼ばれるものは直接脳とつながっているため、歯と歯茎、歯槽骨からの余計な刺激が絶えず自律神経を刺激し続けます。その結果、脳の視床下部などがコントロールを失い自律神経失調状態に陥ったりホルモンバランスが崩れたりします。
 眠れなくなったり、耳鳴りがしたり、目の奥が痛んだり、生理が狂ったり、アレルギーになったりと多様な症状が発生してきます。また鞭打ちなどにより首の頚椎あたりから発生する痛みや辛さにも似た症状がでたりします。これは後に説明するように噛み合わせの狂いは、首の骨(頚椎)のズレを引き起こすことがあるからです。
 こうなると体ばかりではなく精神的にゆとりがなくイライラして性格が変わったようになるので、周りの人には精神的におかしいと思われるケースが多くなります。実際はまったく原因が異なるので関係がないにも関わらず精神科を医師に勧められ薬漬けにされる方もいます。
 また顎はからだのバランスをとるためのキーですから、関連する筋肉が全て緊張する結果、バランスが取れなくなり目を閉じると体が簡単に傾く、階段などで簡単につまずくといった状態になります。
 マッサージやカイロプラクテックスを受けても原因が噛み合わせから来ているので30分から1時間といった短い時間で元の辛い状態に戻ってしまいます。
 これほどひどくなくても、大抵の方は、幼少期からの歯の治療を繰り返してかみあわせが狂ってきています。歯科医師にこの問題はほとんど考慮されてこなかったからですし現在も根本的にはほとんど考慮されていないからです。
噛み合わせ、顎関節症と顔面筋の緊張と全身への波及
 左図の太線と黒丸のあたりを触って硬ければ、まずこのような状態です。また目の下を押して気持ちが良いようならかなり噛み合わせが狂っているといって良いでしょう。そしてこれらは連携し筋肉反射により全身に波及(左図の矢印)していきます。


















噛み合わせの狂いから来る症状は、時間が経過してから気づく
 困ったことにこの噛み合わせの狂いは、狂ったらすぐに痛みが走ったり、翌日から急に調子が悪くなると言う症状は出てきません。徐々に疲労が蓄積して、血流やリンパの流れが滞り筋肉の緊張が続き思考や意欲が鈍ってきます。寝られなくなったり、気持ちに余裕が無く短気で怒りっぽくなったり、仕事などのミスが続いたりします。それらの結果、対人関係が非常に悪化したりしてきます。
 人や症状によりまちまちですが、例えば歯の治療後半年ほど経過して始めてはっきりとした自覚症状が出るといったケースが多いのです。従って歯の治療によって体の不調がもたらされたことに気づく人は、よほどひどくなった後でマッサージ等に通い、そこで指摘されてはじめて気づくことになります。

ひどい噛み合わせの狂い・額関節症は完治するのに5年以上の時間が必要なこともある。
 本当に噛み合わせが狂ったり顎関節症のひどい状態になっていたら、良い歯科医師の下で治療をしても完全に治すのに通常4〜5年くらいかかると考えられたほうが良いでしょう。歯の治療とともに歯の状態に合せた関節・骨・靭帯・筋肉・血管・神経を体が再構築しなくてはならないからです。
 その間は、大変ひどい状態が続く場合があります。仕事ができない、イライラする、眠れない、昼間眠くなりだるい、意欲がでない、全身が硬直する、など普通の状態ではいられなくなります。ほとんどの場合、職場でも家族からも理解されないので精神的に追い詰められます。仕事を止めたりする必要にまで追い詰められる方もいます。
 こうなってしまったら「5年かけて治そう」と割り切って治療第一の生活に切りかえるしかありません。それが健康を取り戻しもとの生活に戻る一番の早道です。そして誰でも必ず良くなります。治らないことはありません。


ほとんどの歯科医師は、顎関節症や噛み合わせの狂いを完治させることはできない!
 多くの歯科医師はミクロン単位で歯の噛み合わせのバランスが狂うことを現実の問題として考えていません。だからそのような問題がおこるのですが・・。また歯科医師になる過程で噛み合わせや下顎が身体にどのような影響を及ぼしているかといった問題を学ぶことも無いようです。ですから各歯科医師が自らの治療経験や歯科医師仲間の情報により治療を行なっているのが実態です。

 噛み合わせの狂い・顎関節症に対してのアプローチの方法は大きく分けて次の4つのようです。これらのアプローチをうまく個々人の症状に合わせて適応すればかなり治せるのですが、ほとんどの歯科医師はこの中の一つか二つのアプローチしか行なうことができません。

@低位咬合(奥歯の高さが減って低くなった症状)を被せ物などで高くする、
A左右の歯の高さの違いを被せ物などで修正、
B下顎の左右へのズレを歯を削ったり被せ物で歯の当り方を変えて修正する、
C上下の歯の当り具合を少しずつ削って全体がバランスを保つように調整する


 というのも噛み合わせや顎関節を調整するには、顔、体のバランスと下顎と頭のバランスをつかみ調節していく必要がある上に、職人的な技術を持ち、更に患者とのコミュニケーションをとることができて、状態を正確に把握できる歯科医師でなくては治すことは難しいのです。問診も触診もできない歯科医師がほとんどですからこれは無理な話です。
 そして最終的に完治させるためには、本人が適応能力を発揮させて歯の高さやあたり具合を歯槽骨などを変化させて最適化したり歯の変化に関節・骨・靭帯・筋肉・神経・血管などを適応させる必要があるからです。
低位咬合と額偏移 最近では、この噛み合わせの問題が少しづつ認識され始め、歯科医院の特徴を出したり利幅の大きい自由診療(保険を適用しない治療で自由な値付けができる診療のこと)の範囲を広げたりするために「噛み合わせの治療ができます」と看板を出すところも増えてはいますが、職人技とコミュニケーション能力を持った歯科医師に出会える確率は限りなくゼロに近いといわなくてはなりません。(わずかに能力のある歯科医師はいらっしゃいますが)
 噛合せ顎関節症の治療ができるとうたう歯科医のほとんどは、歯の高さが不足する「低位咬合」と「左右の高さの違い」によるバランスのズレや「下顎の左右へのズレ」が原因だと教わって治療を行っているようです。それは、左右の歯の高さが違ったり、歯が傾いたり磨り減ったりして口の中の空間が狭くなっている方が、このような症状を起こしやすい傾向があり、奥歯の高さを高くすれば前歯の不要な当りも軽減してある程度、楽にすることができるからです。(後に説明するように奥歯の高さが不足すると奥歯をかむのに役割を果たしている翼突筋が緊張していくことと、噛むために顎関節に下顎の接合部を押し込んでいくため顎関節の軟骨が減りここからいろいろな刺激が伝わるためです。)




 またこの考えは、被せ物を作るのが得意な歯科医師にマッチし、利益が出しやすいので直ぐに被せモノをつけようとします。それでうまく解決できればよいですが、できないケースも非常に多いのです。(強く苦痛を訴える患者のうち、ほぼ問題のない状態になる人は人は50%もいないようです)。
 なぜなら、すでにアプローチ方法を4つ紹介したように、噛み合わせのズレは、複雑で高さ、左右だけでなく前後、斜め前後などの3次元的な複雑な変化をしていますし、奥歯になるほど支点に近いので(てこの原理を思い起こしてください)少し(コンマ1ミリ以下!)いじっただけでその影響が顎関節や前歯・側面の歯などに伝わるからです。
噛み合わせと顔面筋(側頭筋、咬筋、翼突筋) またアゴが開く運動は、頭蓋骨にアゴがぶら下がって開け閉めするという単純な運動ではなく、上から3番目の首の関節(第三頚椎)を支点に、それとほぼ同じ位置にある喉の舌骨とのバランスをとりながら頭蓋骨と下アゴが同時にバランスをとりながら動くという2重にも3重にも複雑に開閉しています。(「構造医学」(産学社)の「顎関節の生物学的意味」参照)。第三頚椎に負担がかかるので筋肉の弱い女性は、この頚椎がずれて鞭打ちのような症状まででてくることがあります。ほとんどの歯科医師は驚くべきことにこの事実を認識していません!
 しかも歯は一つ一つ独立して独自の状態を保っているため、どれかのバランスが取れないと関連箇所から余計な神経の興奮とそれに伴う筋肉の緊張が発生しこれが連鎖的に全身におよぶからです。ですから健全な状態にしようとすると噛み合わせの構造的なアプローチ(低位咬合、顎偏移等)以外に、1本1本の歯について問題のない上下の歯の当りを実現しなくてはならない訳です。これは非常に高度で職人的な技術だと言えます。
 多くの歯科医が行なうスプリントと言うマウスピースのような一時的な被せものはほとんどの場合治療効果を発揮することがありません。歯は一つ一つ独立しているのに、全て一体化していることが問題で特に前歯部分が症状を悪化させます。また職人的な技術でバランスを実現し無くてはならないためほとんどの歯科医師には無理なツールです。大抵症状が悪化してその歯科医には通わなくなります。そんなときにこのような歯科医は「通わないから治らないんですよ!」と言うそうです。でもこんな歯科医には通ってはいけません。(このような歯科医は顧客に逃げられることをよく知っているので初回でほとんどの金額を回収できるように知恵を働かせた料金体系を作っていることが多いようです。)

 また問題なのは健康な歯を削って被せモノをするということは決して自分の歯のようにいい状態にはならないことです。そして時間の経過と共にまた狂い始める可能性があります。ですから、できるだけ自然の歯を生かしたほうが良いことは誰でも賛同いただけることでしょう。
 また、そういった職人芸に期待せず個人個人の骨格や筋肉のつき方、歯の生え方や大きさ、方向かかっている負荷などをCTスキャンやMRIなどで捉えてコンピューターで映像化して分析すればいいのでしょうが、そのような機器は歯科業界ではまだ無いようです。分析機器として導入されているのは、首の骨まで撮影できるレントゲン(普通は、そっていますが低位咬合であれば骨がまっすぐに並びます)やモアレ写真(人体のゆがみを等高線を投影して視覚化するもの)くらいです。これだけでは、噛み合わせの狂いをつかみきれないので、筋肉や骨格の状態を手で触り確認し、本人の感覚を十分問診によりつかんで調整をしていかなくてはなりません。

ではどうすればいいの?
 「では絶望的ではないか」と思われるでしょうが、対策はあります。
 よい歯科医師の協力は絶対に必要ですので、噛み合わせを追求している歯科医師をまず見つけてください。
 確実に避けるべき歯科医師のパターンは、子供とお母さんが主要な顧客である歯科医師です。子供は適応力が高く問題がでにくいからで、このような歯科医師は多様なケースに対応してこなかった歯科医の証だからです。どちらかと言うとビジネス街などにある歯科医師のほうが当然大人や高齢者を顧客に持っているので様々な問題の解決を迫られる環境にいますから期待ができます。
 歯科医師を探す際には、本を出していたり看板を掲げていたり、知人の勧める歯科医師を少なくとも10件以上回ったほうが良いでしょう。その中で期待できそうな歯科医師を選択してください。期待できそうな歯科医師なら辛い症状を1〜2回通っただけで、すぐにある程度改善できるはずです。
 何らかの改善方法を即座に施すことができなければ「怪しい」と考えたほうが良く歯科医を変える必要があります。この判断は非常に重要です。
 また最近では自由診療と称し、不要なレントゲンや骨密度などの検査を重ねて10から20万円の初診料を請求する歯科医が増えてきています。このような歯科医師は電話で金額を確認して避けたほうが無難です。というのもすでに説明したようにリピート客が少ないことを物語る料金体系だからです。高額な金を出さなくとも同レベルの治療を施してくれる歯科医師はいます。
 また全体的なコスト面では、どうしても保険が適応されない場合が多く出ますので歯科医師とご本人の状態により異なりますが数年で30〜100万円程度の費用を要求されることがほとんどのようです。非常に高額ですが、体と精神状態が元に戻るなら安いともいえます。(根気強く探せばできるだけ保険を適用して治療していただける貴重で良心のある歯科医師にめぐりあえる可能性はあります。そのような歯科医師に出会えば、数万円で治療していただける場合もあるようです。)

以上の説明を図で表すと図のAの状態からBの状態にすると言うことです。
歯科医師の能力と患者の適応能力


歯科医師にお任せしていたのでは完治しない!
 但し、良い歯科医師に出会ってもお任せしていて改善できるかと言うとそうではありません。完全な噛み合わせの実現にはミクロン単位の調整が必要になるので自らが適応することと自分の体にセンシティブになり、歯科医師に改善を要求していくことが必要です。「どこをどうして欲しいか明確に伝えてうまく直してもらう」必要があります。

有効なものは・・
 体に敏感になり、かつ、痛みなどを減らすには磁気が有効です。特にロシアなどで薦められている噛み合わせの不良とリンパ液の滞留のはパルス磁気です。磁気の作用はだんだんと蓄積していきその効果は何ヶ月も続くようになります。特に歯の周りの筋肉や骨の適応過程では、MPG5やクラトロンなどのパルス磁気は筋肉をほぐすだけでなく適応能力を加速させてくれます。またパルス磁気は特に血液とリンパ液の滞留による辛さを軽減するのに役立ちます。滞留をなくしてスムーズに酸素と栄養の供給、老廃物の除去を行なうのに優れているのです。低酸素状態に対する耐性も高めていきます。




















バイオコレクターの経絡系への作用
 但し、これらの強い磁気は、室内で短い時間しか使用できません。昼間働いているときなどの辛い症状を緩和してくれるのは、なんと言ってもネボトンシリーズです。特にバイオコレクターMK37.2LUXとクリトン-Kは身につけていても気にならない大きさでつけているだけで身体有効点(BAP)や経絡(電磁的な通り道)、神経に働きかけて、辛い症状を緩和して精神的にも安定する助けをしてくれます。また代謝も高めるので体の適応性も高めてくれます。
 ほとんどの辛さはすでに説明したとおり、余計な神経支配による筋肉と神経の興奮、および脳の興奮が原因です。これを解除するには、神経より上位にあるシステムの電磁系(経絡系)に働きかけるのが最も効果の高い方法です。バイオコレクターはイメージ図のように微電流と微弱な磁界により経絡(電磁系)と神経にマイナス電位を誘導(ポンデロモトリック効果)することを通じて全身に働きかけリラクゼーションを促進します。これはつければ直ぐにその効果を体感できるのが特徴です。


 また顎や顔のBAP(身体有効点、ツボ)をアダプターで電磁的に刺激すると問題箇所の筋肉と神経に直接働きかけ筋肉を弛緩させ、また脳に対してもリラックス情報を送るので楽になります。
 症状のひどい場合は超音波振動器に接続して電位の効果を更にあげていくこともできます。














顎関節症・噛み合わせの狂いには体の適応能力をアップさせれば治りやすい。特に寝ることが必要!
 狂った噛合せは、あごの関節などを調節したり骨と歯の関係や筋肉のつき方を調整して、ある程度の範囲内では体が適応しようとします。子供などではこの能力が高く顎関節や骨格、筋肉などに可動性があるので狂ってもひどい症状が出ることは稀です。
 大人になるとこの能力が落ちてきます。特に年齢が高くなると新陳代謝を促したり骨や軟骨の材料(カルシウム,グルコサミンなど)を供給することも必要です。さらに朝鮮人参やシベリア人参など体を活性化させるハーブや精神を落ち着けるオーツ麦のエキスなどで、体の基礎体力を上げ精神を安定させて狂った噛合せに体を適応させる努力も必要になるのです。成長ホルモンを生み出すアミノ酸のアルギニンとオルニチン<なども有効でしょう。そして吸収と老廃物の排泄を高めるため磁気誘導子ドリンクコースターPIMで処理した水を使われることをお薦めします。
 そしてこの適応の過程では、長時間の睡眠が必要になります。ひたすら寝る、寝る、寝ることが必要なのです。ひどい状態だと、この寝ることがままなりません。まず睡眠が取れる状態にすることが必要でしょう。

顎関節症・噛み合わせの狂いのひどい状態の場合
 ひどい症状は辛くて寝れない症状となって現れます。この場合は、副交感神経優位の状態に導いてリラックスを誘い筋肉を弛緩させるハーブのバレリアンやカモミール、メラトニンなどが睡眠を確保するのに役立ちます。既に挙げたパルス磁気やバイオコレクターで筋肉を弛緩させ血流やリンパの流れを良くすればリラックスして睡眠に入れます。また高濃度マイナスイオン発生器のVI-2500を枕もとに置いたりベットの下において寝ることも自律神経を調整し寝やすくする効果の高い方法です。
 市販のシップ薬で有効なものは、インドメタシンやフェルビナクなどスイッチOTCが使われている製品は、効果が高くまた薄いテープ状の素材のものがあり使いやすいものが市販されています。これらは、痛みを起こすプロスタグランジン等を直接消してくれますので痛みの発生箇所(顎や頬)やリンパの滞留部(わきの下、背中など)に貼ると効果的です。但し、肌の弱い人はかぶれないように注意が必要ですし効果がおよそ5時間程度と短いのが難点です。漢方のオウバクを使ったシップ剤も効果が期待できます。こちらは特に持続時間が長いのが特徴です。
 これらの方法でも寝られない場合がありますが、その場合は睡眠導入剤が有効です。精神科などに行けばもらえます。しかし、これは短期的な方法ですので決して常用してはいけません。翌日に薬が残ることが多く、記憶力を弱めたり臓器に負担をかけたり、何より習慣性があり依存症になります。頼ってしまうと麻薬と同じで、量も増えていきますのでご注意ください。

顎関節症・噛み合わせの狂いの改善には、利用できるものは何でも試してみましょう。一つ選ぶとすればやっぱりバイオコレクターMK37.2LUXでしょう。
 これ以外にも市販のピップエレキ盤などの磁石や金属の玉を貼るような方法でも身体有効点(BAP)(ツボ)や経絡上に正確に貼ることができれば、電磁系である経絡系を刺激して余計な神経支配を解除できるので比較的大きな効果を発揮します。この場合は経絡上に一定の間隔で貼っていきます。うまくできない場合は、微電流を発生するクリトン-Kを替わりに使われたほうが良いでしょう。作用範囲も一つのディスクで半径6cmほどをカバーするのでそれほど正確ではなくても効果があります。また作用する深度も深く内側の筋肉にまで作用します。
 これらの装置が全て揃えばいいですが,金銭的にも限りがあります。どれかひとつを選ぶとすればバイオコレクターMK37.2LUXでしょう。ひどい症状だとこれだけでは辛いので連結して作用を強めたものを使ったり超音波発生器で作用を強めたりしたほうが良い場合もあります。これらで寝る前にマッサージして寝れば筋肉が弛緩して寝やすくなります。
 また昼間はカプセルを胸にペンダントのように下げ、辛いときにだけアダプターをつけてマッサージします。通常のマッサージと異なりバイオコレクターのマッサージは、電位を発生させて経絡と神経に作用するので長時間効果が持続します。カプセルはつけているだけで経絡上に作用して筋肉の緊張を除いてくれます。

噛み合わせの狂い・顎関節症は、大変な病気です。
 噛み合わせの狂いは、思ったよりも「大変な病気」です。気づいたらすぐに治療に専念されることです。噛み合わせが狂った状態では、何をしてもうまく行うことは難しいでしょう。ひどい方は長期的なリハビリが必要になると覚悟して取り組んでください。

参考になる図書

 「構造医学」(吉田勧持著、産学社)は、人の体の成り立ちを重力とバランスと言う点から捕らえなおした名著です。この中の「顎関節の生物学的意味」の項目は、が人がバランスをとって動く上でいかに重要な役割を果たしているかを明快に分析しています。顎関節症のみならず鞭打ち症腰痛に悩まれる方にとっては、ご自分の状態を理解するためにも大変役に立つ書籍です。

 「歯の噛み合わせと病気−テンプレート療法の理論と効果」(前原潔編著、産業大学出版部)は、アメリカのC.M.Gusayによるクオードランド理論という噛み合わせ理論を元に上顎、下顎、頭、首(頚椎)の運動学的な関係を考慮し神経系への影響を重視した考えに基づく本です。現在、目にする歯科業界の理論では一番まともだと考えられます。ただこれを基にしたテンプレート療法という咀嚼筋を伸ばして体全体の姿勢バランスをみながら噛み合わせを改善させる療法は、低位咬合に焦点を合わせた方法ですので噛み合わせの問題を完全に解決する方法であるとは考えられません。咀嚼筋を伸ばして筋肉と神経の緊張をとり最適な噛み合わせ位置を探ると言うアプローチは非常に優れていますが、これだけではおそらく60%くらいの解決にしかならないでしょう。(しかし60%治ればご本人にすれば天と地以上に違うことです)

 「よくわかる顎偏位症の治療と予防」(丸橋賢著、農文協)は、具体的な顎関節症噛み合わせの狂いの実態を珍しく正確に記述してある本です。この中で語られている症状は、本格屋でも経験的に知っていることが多く、噛み合わせの狂いかも知れないと思った方は、ご自分の症状を判断したり、周りの人に理解を求める際にもこの本を活用されるとよいでしょう。
 但し、この本は、あくまでも歯科医師の立場で書かれており決して患者の立場で書かれたものではないことも随所に読み取れます。体が退化しているのが原因といっても乳幼児なら対策は立ちますが、すでに成人した方の場合は退化したことを前提に考えないと意味をなさないからです。患者の適応能力不足を強調しなくてはならないということは、カバーできない範囲が相当存在するという実態を物語っているように見受けられ、歯科医師の姿勢としては疑問を感じます。
 また実際にこの丸橋歯科に通院した方のお話でも初診料で15万円を要求された、ひどくなったなどのトラブルを頻繁に耳にしますので、本が良いからといって治療や対応が良いとは言えないようです。やはり知人のお話やご自分の体験を通じて良い歯科医師を探していくしかないようです。



蓋スイッチ式 ディスポーザー
Y蓋スイッチ式ディスポーザー